日本人よ、自分の頭で考えよう

みんなテレビの情報を鵜呑みにして自分の頭で考えてない。

やっぱりコロナはただの風邪

日経プレジデント 近藤誠医師より


◼️感染しても解熱剤は飲んではいけません


 緊急事態宣言が解除されましたが、連日テレビなどのメディアではまだ新型コロナウイルス感染者数が報じられています。あんなものばかり見せられていたら、いつかは自分がかかるのではと不安になるのも無理はありません。


 たしかに新型コロナウイルスは新しい感染症なので、多くの人は免疫がない。ですからどんなに注意していても、かかるときはかかります。いまは大丈夫でも、2020年の冬や21年にかかる可能性を否定しきれないのはたしかです。


 とはいえ、それほど心配することはありません。今回流行している新型コロナウイルスは高齢者や基礎疾患がある場合は別ですが、ほとんどの人は感染しても症状が出ないか、出ても風邪程度で済むことがすでにデータで実証されているからです。毎年流行するインフルエンザと一緒で、感染した場合でも、たいていは数日でよくなる。大切なのは感染したときの正しい対処法を知ることと、いま自分自身が持っている免疫を下げないための準備をいかにするかです。


 対処法で最も注意しなければいけないのは、熱が上がったときに解熱剤を飲んで無理やり熱を下げることです。熱が出ているということは免疫システムが活性化して、白血球がウイルスと必死に戦っている証拠。それなのに薬で熱を下げてしまったら、白血球の働きが弱まってウイルスが増殖し、その分回復が遅れることになります。


 さらに怖いのが、サイトカインストーム(免疫暴走)です。ウイルスに感染すると免疫細胞がサイトカインというタンパク質を放出してウイルスを攻撃し、炎症を抑えようとします。ところが、戦いの最中に解熱剤で熱を下げてしまうと攻撃の手が緩むため、ウイルスが再び増え始める。そうすると免疫細胞はそれを感知して、さらに大量のサイトカインを出す。これがサイトカインストームです。サイトカインストームが起こると全身に炎症が生じ、コロナ肺炎では、肺の細胞が死滅しやすくなって重篤化します。だから、安易に薬で熱を下げてはいけないのです。


 1918年から19年にかけて世界中で猛威を振るったスペイン風邪では、推計でおよそ5000万人が死亡しました。しかし、その死因の多くはウイルス感染そのものではなく、治療に使われた解熱剤のアスピリンの大量投与だったということが、アメリカの疫学調査で判明しています。現在でも日本ではインフルエンザ脳症で毎年多くの人が亡くなりますが、その本当の原因は薬害だと私は思っています。


 ちなみに、欧米では風邪やインフルエンザで病院に行っても、薬を処方されることはありません。寝ていれば自然に治るとわかっているからです。高熱でつらいときは、扇風機や冷たいおしぼりなど物理的な手段で熱を下げてください。


■健康のためのダイエット それ、間違っています


 新型コロナウイルスにかからないようにと厚生労働省が推奨する対策に、マスク、手洗い、うがいなどがあります。それらは実際、感染予防にどの程度有効なのでしょうか。正直に申し上げて、残念ながらどれもあまり効果は期待できません。新型コロナウイルスの直径は0.1マイクロメートル。これでは5マイクロメートル以上の粒子しか捕捉できないサージカルマスクはほぼ無力です。


 手洗いでウイルスを落としても、何かに触った瞬間に新たなウイルスが付くので焼け石に水。うがいもほとんど無意味です。だから、ウイルスを遠ざけることに神経を使うより、感染しても軽く済み免疫システムがきちんと働くように日々の生活で「免疫を下げない」ことに意識を持っていったほうが賢明といえます。


やっぱ私の考えは正しかった

マスク意味ないし、結局は自分の免疫力を高めるのみ

日本人洗脳されすぎ